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皆さんこんにちは、営業の山内です。ここ数日は朝も冷え込むようになりましたね。私は慌ててセーターの準備をしたところでした。

さて今回は不動産登記法の改正という点に触れたいと思います。改正の中には「相続登記義務化」、「住所変更登記の義務化」というのがありました。改正に至った背景ですが、所有者不明の土地の発生予防と利用の円滑化を目指すためと言われています。国土交通省が2021年に行った調査では、全国の所有者不明土地の割合は24%にもなるそうです。この所有者不明の土地面積は、九州の土地面積を上回るほどの広さとの事で正直驚きでした。そんな広大な土地面積が、誰のものだか分からなかったり、どこに住んである方が所有者なのか分からないのかとびっくりです。

普段私達が出会うお客様の8割の方は、お家を建てるためのお土地から探されてあります。ただ思うような土地がなく、何年も土地探しを続けてあるお客様も多くいらっしゃいます。私もお客様のご希望エリアやご予算などを聞き、土地探しをする事も多くあります。そんな中、ご希望エリアを車で走ると空き地が多く点在したり、空き家のまま放置状態だったりと、この土地が売ってもらえたらなと思う事もしばしばです。今回の法改正が進めば、空き地や空き家問題も少しずつでも改善されるのではと期待しています。そして新築を検討されるお客様に少しでも多くの情報が入るようになればいいなと思います。また新しいお家が建ち、綺麗な街並みが出来ていけば何よりです。ただ新築されたお家もいずれは古くはなります。その時にもきちんとメンテがなされ、綺麗な状態を維持し、この先何十年も価値のある家づくりをお勧め出来たらと思っています。

まずは土地情報が少しでも多くなればいいなと願う今日この頃です

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