施主様×担当スタッフ 「男の対談」

イケメンより「家メン」?夫として、父としての家づくり対談

CLIENT
T様(福岡県)

Staff
桐谷(設計・営業補佐)

信用に足る人と、親の教えと、奥さんの居心地と。それが男の建てる家

2013 年1 月、新しい年とともに 新しい暮らしをスタートされたT 様ご一家。
お庭の陽光桜が咲いていた春の日の昼下がり、 奥様のご要望が大事にされたお住まいに桐谷がお邪魔して、 ご主人と差し向かい、男二人家づくり対談をさせて頂きました。 着工前に「ホームラボに騙されてもいい」とおっしゃったT 様。 果たして、その真意とは!?
そして、夫として、父としての家づくりとは!?

1

同じ価値観で語れる人と作りたい

桐谷 では、出会いから振り返りましょうか。

T 様 いろんなハウスメーカさんを見てまわったんですが、 結局、「外断熱の家にしよう」ってことになったんです。それで、「久留米にも外断熱の家がある」ってことで住んでいた場所から近かったし、「ひやかし半分で行ってみよう」ってことで、ホームラボに行きました(笑)。

桐谷 (笑)。日曜日の朝でしたね。

T 様 はい。電話して行きました。

桐谷 アポなしで来られるお客様が多いんですが、うちは少人数ですので、 突然来て頂くと、ちょっとあたふたするんですよ。
だから事前にご連絡頂いたT 様は「ありがたいお客様だなあ」って思っていました。

T 様 実は、ちょっと計算していたところもあって(笑)。
自分の「営業」という仕事柄、お客さんへの対応が気になるんですよね。 ホームラボさんにまず電話をすることで、「かまえる」じゃないですか。そういった状況でどういう対応をするかっていうのも、 チェックポイントだったんですよね。

桐谷 あ~、なるほど。
「営業目線」でチェックされたわけですね。

T 様 例えば、「住宅展示場」に行ったら、受付のお姉さんが出て来て、 アンケートを書かせるじゃないですか。 そのときに子どもを抱っこした状態のままで書かせるところもあれば、 先にリビングまで通して、座ってから書いてくださいってところもあるんですよ。

子どもを抱っこして立ったままなのに「アンケート書いてください」ってなると、「 子育ての大変さを知らない人が建てる家」=「魅力がない」と。
そのへんで気づかいができないなら、家を建てる気づかいもないだろう、 っていう判断もあるんですよね。

桐谷 僕もずーっとこの仕事をやってますけど、 やっぱり結婚してから、家のご提案の仕方とか考え方も変わったし、子どもができてからも考え方が変わったんです。
だから、おっしゃることは、確かにそうだと思います。

T 様 「同じ価値観で語れる人と作りたい」っていうのが、 もともと私が思ってたことなんです。

2

この人、全否定やな

桐谷 実際うちにいらっしゃって見て、最初の印象はどうでしたか。

T 様 桐谷さんと初めてお会いしたときの印象は、「えらい、オレンジのシャツだなあ」と(笑)。

桐谷 あはは(笑)! オレンジやったですか、僕、そんときは(笑)!

T 様 「オレンジだなあ」と(笑)。
で、オレンジのシャツで案内してもらいながら、 断熱性の話とか、構造の話とかされてたんですが、それまでに他の会社でも聞いていたんで、 話半分で聞きつつ、桐谷さんの挙動所作を見てて。

桐谷 営業目線でチェックされてたんですね。

T 様 桐谷さんの話は、例えば子どもを育てることとか、毎日の生活につながる家づくりの話だったので、「なかなかいいな」と思ったんですよね。

でも、基本的にひやかし半分で行ってるんで、「どうせ断るんだろうな」とは思いつつも、「もう土地も決めてて、他の会社にプランを出してもらってる段階です」って話したら、「私も急いでプランを出します」って言ってもらって。「じゃあお願いします」ということで、「中庭が欲しい」とか「ガレージが欲しい」とか、希望をある程度伝
えて。
桐谷 2 週間ぐらいでプランをお出ししましたね。

T 様 他の2 社さんは、私の希望通りに、 中庭があって、ガレージがあって、というプランだったんです。
でも、最後に出てきた桐谷さんのプランには、中庭もガレージもなかった(笑)。

桐谷 要望、無視でしたね(笑)。

T 様 「中庭はカビやコケが生えるし、光も採りづらくなるから、いりません」という話で、「この人、全否定やな」と(笑)。
そう思ったんですけど、実際、生活している人の立場からの視点だったんで、「信用できるな」って思ったんです。

桐谷 ありがとうございます。 ご要望を聞かせてもらって、やっぱり男だから「ガレージ」とか「中庭」とか わくわくするじゃないですか。 設計としても変わったプランが作れるから、けっこうわくわくするんですけど、 実際に敷地を見たときに「これは違う」と思いまして(笑)。

T 様 土地的に向いてなかったんですよね。

桐谷 お客様が弊社に決めて頂いているわけじゃないのに、 設計の立場から主義主張をするっていうのは、非常にリスキーというか、怖いのは怖いんです。
「このお客様には自分の提案が伝わるかどうか」というのは、お客様の考え方とか、キャラクターとか、価値観とかを見計らった上で、 判断させて頂くんですよ。

T 様 なるほど。

桐谷 僕もけっこう個性的なプランとかご提案したりしてきてますけど、 そのプランが提案できるのは、お客様ご自身に「受取られる感性」がないとできないですよね。受け入れる「懐の広さ」を持っているお客様じゃないと、 ご要望と違うプランの提案はできないんです。そういう意味では、T さんにはすごく感謝してるんです。

3

担当営業マンの人柄のみで決める

桐谷 いちばん最初に来られたときに、T さんご自身が営業をされてるということで、「営業さんの人柄・人間性で決めます」っておっしゃってたんですよね。
だから、「あ、おれはないな」と思ったんです(笑)。
ハウスメーカーを選ぶ基準として、作り手の価値観とか人間性を重視されるんだったら、「ああ、もう、おれが選ばれることはあり得ないないな」と(笑)。

T 様 はははは(笑)。そうですか。
まあ、桐谷さんのご自宅を見せて頂いたのも大きかったですね。
他のメーカーも「完成見学会」とかで、実際に建てた家を見せてくれるんですけど、桐谷さんの飛び抜けてるところは、自分の自宅を見せるとこですよね。
「自宅を見せる」ってことは、「自信がないと見せれない」ってことじゃないですか。それに、万が一ですけど、家づくりがうまくいかなくて後々ゴタゴタになったときに、こっちは桐谷さんの自宅の場所をおさえてるわけですから。

桐谷 あはははははは(笑)!

T 様 あと、桐谷さんの素敵なところで、家の「自慢」というか、「 性能」の話はそこそこに、「庭のいちご」の話をされてましたよね。
こっちは「あれ、家の性能の話ちゃうん?」みたいな(笑)。

桐谷 ただ単に、庭のいちごを自慢したかっただけなんですけども(笑)。
自分でも反省してるんですけど、だいたい打合せの半分ぐらいは関係ない話なんです。

T 様 それ、大事です(笑)。

桐谷 実際の家づくりについては、ご主人様主導というより、「奥様の好きなようにやらせてあげたい」という感じがありましたね。

T 様 「基本的に家内の意向が優先」というかたちでしたね。

桐谷 うちに決めて頂いたのは、ご主人と奥様のどちらの判断だったんですか。

T 様 2 社に絞って、最終的な決定は、私にまかせられたんです。
それで、「担当営業マンの人柄のみで決めよう」と。
「どっちが嘘をつかないか」というところで、ホームラボさんに決めさせて頂いて。桐谷さんに、もし私が桐谷さんの後輩だとして、両社のプランと金額を見て、「おれで建てろ」「おれに任せろ」と言えるかどうか聞いたら、 桐谷さんなりの答えを言ってもらったんで、じゃあ、もう「おまかせする」と。

桐谷 そうだったですね。

T 様 「営業さんの人柄で決めよう」と思ったのは、 自分が営業をしているという・・・単純にそれだけですよね。実際のところ、各社の商品力にそんなに差はないと思うんです。 結局、最終的にモノを買うのは、「人から買う」ことになるからですね。

桐谷 僕はどっちかというと技術の人間ですので、「技術的に信頼できる」とか、「提案したプランがよかった」ということで決めてもらうことが多いんですけど、 T さんに「人間性で選んだ」って言ってもらえたから、それは非常にうれしかったですね。
ほんとにT さんは、生粋の営業マンですよね。
打合せのときも、普通はお客様のほうが上で当たり前なんですが、 Tさんは我々とフラットな状態で、更にその場を盛り上げようとしてくださった。 それは、「すごいなあー」と思って。僕もいろいろ勉強になりました。

4

ホームラボに騙されてもいい

桐谷 とてもうれしかった話なんですけど、着工前、T さんが僕に「 桐谷さん、もう、ホームラボに騙されてもいいです」っておっしゃってくださって。「 あー!ありがとうございます!」と返すしかなかったんですが(笑)。

T 様 営業をやってて思うんですけど、「お客様感」を振りかざす方に対するサービスって、 つい、「そんなにサービスしないでおこうかな」って思ってしまうんですよ。
例えば、お客様に困ったことが起きたとき、ほんとはすぐ対応してほしいんだろうけど、「あなたの都合もあるだろうから、来れるときに来て」って言って頂けるお客様に対しては、こちらの心理的に「すぐにでも行こう」となるんです。 であれば、私がお客の立場でとるべき行為は、そっち側の行為であって、お客さんとしては、営業マンのその心理を引き出す方がメリットが高いんですよね。

桐谷 なるほど~。

T 様 それがまずあったのと、私が何千万もかけて家を建てるにあたって、その払ったお金は、 ホームラボのみなさんの給与となって、ご家族のごはんになっていくわけですから、「私が支払うお金で桐谷さんのご家族を養うのは、ぜんぜんかまわない」って思えるぐらい、「信頼関係が築けた」という思いがあったんです。 そんな思いが、「騙されてもかまわない」という言葉になったんです。

桐谷 あ~、T さん、深いですね。ありがたいですね。

T 様 不思議なもので、「人間、話せば分かる」「話せばいい人」ってよく言うんですけど、 人間、「第一印象」なんですよ。
第一印象で決まるんですよね。「 第一印象でいいお客様」だったら、「ずっといいお客様」なんです。仕事も全部うまくいくんですよ。
逆に、最初に「この人、ちょっとやだな」とか「 話しにくいな」って思った人に限って、何か起こるんですよ。

桐谷 あ! なるほど! 分かります。

T 様 「この人で失敗したらやかましく言われるぞ」って分かっているのに、 そういう人に限って何かが起こるんですよね。
「この人いいな」って最初に思ったお客さんは、すべてうまくいくんですよ。だから自分は、「最初からいいお客さんでいた方がいいな」っていう。

桐谷 でも、僕の第一印象は「オレンジのシャツ」ですけど(笑)。

T 様 それが僕にはよかったんですね(笑)。

桐谷 そうですか(笑)。 こんなキャラクターなかなかいないんですかね。

T 様 なかなかいないですね。キャラが立ってますもんね。
ホームラボさんは、他社とぜんぜん違いました。「 商売やる気あるのかな?」って思いますよね(笑)。

桐谷 「NO ガツガツ感」ですからね(笑)。それじゃ、まずいんでしょうけども。

T 様 それが自分に合ったんでしょうね。

5

嘘だけはついてほしくない

T 様 契約のときも、名前を書いて、最後に実印を押すときに桐谷さんに「嘘だけはつかないでくれ」と言いましたよね。
嘘をつくと信頼関係が崩れちゃうんで、失敗したときは失敗した、落ち度があったときは落ち度があったことをお互い認めた上で、「 信頼関係だけは崩したくない」と。

桐谷 やっぱり人間のやることだから、間違いが全くないっていうのはあり得ないんですね。
僕もT さんと同じで、自分がお客様の立場で考えたときに、失敗は失敗でやむを得ない。
ただ、それをきちんと報告してもらって、分かっておきたいんですよね。
問題に対してどういう処置をしてくれるか、というのを分かっときたいんですよね。起きたことをきちんと報告することが、「きちんと家を作ってもらったんだなあ」とお客様に思って頂けることにつながると思います。 もちろん、何事もなく、とんとんといくのがいちばんベストだろうけど、何かあったときにそれを言ってもらえるか言ってもらえないかっていうのは、そのときは「大丈夫か?」と思われるかもしれないですが、後々を考えたとき、また、信頼関係を築いていく上で、大事なことですよね。

T 様 そうですよね。

桐谷 いろんな価値観があるから、お客様によっては分かって頂けないこともありますが、「その信念は貫いていかんといけんな」と思ってます。

T 様 そういう信頼できる方にお会いできて、家を建てれたっていうのは、「 幸せなことだなあー」というふうに思います。

桐谷 ありがとうございます。 ほんとに僕もそういうお客様に巡り合えて、良かったです。
正直、「営業の人間性で決めます」って言われたときは、「 終わったな」って思ったんですけど(笑)、良かったです。

6

奥さんへの感謝のしるし

桐谷 うちのスタッフの印象は、どうでした?

T 様 いい意味でキャラがすごく立ってる。それがすごく面白かったですね。単なる「お利口さん」の集団じゃないのが、面白いでしょうね。「キッチンを斜めにしたい」って言ったときも、ホームラボさんじゃなかったら、 たぶんあっさり却下されてただろうと思います。そういう突拍子もないことでも受け入れる、柔軟さがある会社だと思います。

桐谷 キッチンを斜めに配置したのは、ご主人のアイデアだったんですよね。「おおっ!」と思って。「それは新しい!」と。
「やりましょう!」って。

T 様 キッチンがメインの家なんでですね。設備の中でいちばん高いものでもあったし、 どうせなら「目立たせたい」と思って、「どうやったら目立つかなあ」と考えてたんですよね。 で、お金をかけずに目立たせる究極の答えが、「斜めに置く」っていう。キッチンを斜めにしたことで、犬の様子が見える小窓も見やすくなったし。子どもたちが反抗期になって口聞いてくれなくなっても、 キッチンにいたら帰って来たとき顔が見えますからね。「ただいまぐらい言え」みたいな(笑)。

桐谷 「すごいな」と思ったのは、キッチンのショールームに行ったときに、 奥さんが選ばれるキッチンのグレードが、だんだん上がっていったんですよね。
でも、ご主人は何一つ言わなかった。「ああ、嫁さん孝行されてるんだろうな」って思って。「奥さんのことを大事にしていらっしゃるなあ」と思いました。

T 様 共働きで「奥さんに感謝」っていうのもありますし、 子どもが生まれる前は、自分が好き勝手やってたっていうのもありますし。
バイクも乗って、クルマも乗って、みたいなことやってたんでですね。ランクルとハーレーに乗ってたんですけど、それを手放してできたお金が、嫁さんのキッチンに変わったっていうことですね。

桐谷 「旦那のカガミ」ですよ。とても真似できないですよ。

T 様 子どもができて楽しみ方が変わったので。 以前は嫁さんを後ろに乗っけて、バイクでいろんなとこも行ってましたけど、 それも出来なくなったんで、嫁を含めて、子どもと楽しむ方向に。

桐谷 奥様は、ものすごく喜ばれたんじゃないですかね。

T 様 どうですかねえ。
まあ、実際、生活の中でいちばんの主役というか、動くのは奥さんなんで、家も奥さんに合わせた作り方をしたんですよね。奥さんの要望が、キッチンとか和室とか、犬が見える小窓もそうですね。あと、キッチンの隠し扉、壁紙とか床材とか、考えたらぜんぶ嫁のセレクトですね。私が言ったのは、キッチンを斜めにすることぐらいですね。

桐谷 奥様は、センスがいいですよ。
和室も雑誌の写真をいろいろ見せてもらって、 イメージが広がって、面白い感じの和室になりましたもんね。

7

「今」じゃなくて「先々」をみて考えよう

桐谷 夫、父、男性にとっての「家づくり」って、ある意味「奥さん孝行」であり、「子どもたちのため」っていう意識が強いんじゃないですかね。
T さんの場合、全てを奥様にゆだねきれる「懐の深さ」ですよね。自分は、ぜんぜんそういう気になれなかったから、「すごいなあ」と思います。

T 様 最初は「ああだこうだ」言ってたんですけど、結局、それもなくなってしまって「 まあ、いいか」ぐらいですかね(笑)
ゆずれなかったところは…私のこだわり、ないですもんね(笑)
例えばガレージとか、私の憩いのスペースは「これから作るもの」として夢を託してます。

桐谷 家づくりは「建てるまで」も、もちろん大事ですが、「 建った後からが本番」というか、第2 ステージの始まりですよね。
ガレージとか、庭づくりとか、ハード的なものもそうだし、「家族を育てていく」といったソフト的なものも、これから育んでいけます。

住まいは、子どもの成長の度合いによっても変わっていきますしね。
住宅会社は「家」を作るんでしょうが、その後に「生活」を創っていくのは、お施主様です。

T 様 うちの奥さんも最初は舞い上がって、「あれ欲しい」「これ欲しい」とか言ってたんですけど、最終的な判断の拠りどころとしてずっと言ってたのは、「 30 年40 年暮らす家だから」ということでしたね。
例えば、お風呂とかものすごい広いのを希望してたんですけど、「子どもは20 年したら巣立つぞ、その後2 人でこの広さ持て余すやろ」と。
「子どもが一緒に風呂に入ってくれるのは、あと数年しかないぞ」と。
「今」じゃなくて、「先々」をみて考えよう、ということですよね。

8

親の教えを実行したら、奥さんが居心地のいい家になった

桐谷 僕は、T さんを見ていて、奥さんの好きなようにさせる「 懐の深さ」って大事だな、とつくづく感じましたね。
どっちかっていうと、家づくりは男の方がこだわるじゃないですか。でも、やっぱり、奥様の意向が第一に優先されるべきじゃないかなと思ったんです。

T 様 私の場合、育った家が、親父が仕事柄留守がちであんまり家にいなくて、お袋と姑がいて、っていう家だったんでお袋を見て育ったんですよね。お袋の姿を見てて思ったのは、子どもたちは「遊びに行ってくる」ってできるし、親父もたまに帰って来ては「出かけてくる」ってできるんですけど、 母親は逃げ場所がないというか、常に家にいる人なんですよね。
だから、「母=嫁が居心地のいい家にしてあげる」というのが、ひとつのコンセプトなんです。うちのお袋は男気のあるお袋なんで、私が「結婚する」って言ったときに、「 結婚するなら、あなたがこれから一番大事にしないといかん人は、嫁さんよ」と。

「2番目に子ども。3番目にあたし」っていう話をされて。
「お、さすがうちのお袋、男気がある」と。その言葉でいけば、まず嫁の希望する家にしなけらばならないってことですよね。

桐谷 いい話ですね。育ってきた環境が、自分がつくる家のモデルになるんですよね。
ご主人と、奥様の育ってきた環境でよかったこと、こうあってほしかったことを考えて、 自分たち夫婦なりに家庭をつくっていくんですよね。

T 様 うちの親父は、僕らを食わせるためにドライバーをしたんですけど、 その前後は営業マンだったんです。
営業マンの親父がいて、息子の私も営業マンなんで、「人の恩をどんだけ大事にしないといけないか」っていうのを常々言われてきたんで、そういう考え方になったんですね。
「親の教えを実行したら、こういう家になってる」という。

9

信用に足る人と建てたことが、誇りに思える家

桐谷 「これから家を建てよう」とお考えの方に、アドバイスを頂けますか。

T 様 私が言うのもなんですけど、もう、「ホームラボさん全面押し」で。

桐谷 ありがとうございます!

T 様 ホームラボだったら、間違いない。
家の性能に関しては、冬のいちばん寒いときに引っ越して来てほんとにエアコン一台で乗り越えられたんで、びっくりするぐらい性能がいい。犬がギャンギャン吠えても、外にいたらそんなに聞こえないですし、それって「高気密・高断熱の証」なんだと思います。ほんとそこは「建てて良かったな」と単純に思いますし、作る過程も楽しかったですしね。
WEB サイトでも、施主のみなさんが「作る過程が楽しかった」って言われてますけど、私の場合、全てが信頼できる内容だったんで。
桐谷さんはじめ、みなさんの一挙手一投足、動きを見ながらやってましたからね。「気にくわない」と言ったら語弊がありますけど、「いかんな」と思うことがあったらちょっと言わせて頂いて対応してもらったので。
ほんとに信用に足る男ですよね、桐谷さんは。

桐谷 ありがとうございます。

T 様 「信用に足る桐谷さんと建てた」ということが、誇りに思えるような家になってます。WEB サイトの記事を見て興味を持たれた方は、一回会ってみる価値のある男だと思いますよ。

桐谷 ありがとうございます(笑)

T 様 会ってみて、相性が合わなかったらぜんぜん違うところに行けばいいし、相性が合えば、「こんなに頼もしい男はいないぞ」と。

桐谷 「オレンジのシャツに惑わされるな」と(笑)。

T 様 ははは(笑)。オレンジのシャツとか脱線しすぎのトークに惑わされちゃいかんけど、「本質」はちゃんとしてますよ。

桐谷 T さんとの家づくりでは、僕自身もいろんな意味で勉強させて頂きました。「お客様は、けっこういろんな目線で見られているんだなあ」っていうのは、とくに教えて頂いたことですね。
やっぱり、「正直がいちばんいい」ということでしょうね。

T 様 最近は通販とか普及しすぎて、人の顔が見えないんで、「ちょっと不備があったらクレームつけてやろう」っていうスタンスで買物してますからね。既製品だったらそういうスタンスでもぜんぜんいいんでしょうけど、家づくりの場合、そんな姿勢で自分が満足いくものができるのかどうか。ゼロから作り上げていくものなんで、まずは信頼関係を結ばないと、いいものはできっこないですから。

桐谷 日頃から気をつけているつもりですが、あらためて「自分が家を建てる側だったらどうか」という視点を忘れないようにしないといけないと思いました。

10

「腹をたてなくてすむような人」と建てることが大事

T 様 例えば、自分の会社の中でも、どこの世界でも、好きな人間が失敗しても「よかよか」で終わるんですけど、ちょっと嫌い、と言ったらいけないんですど、嫌いな人が同じミスをしたら、烈火のごとく怒るんですよね。
やっぱり「お互いに好きな人」としての人間関係でいないと、ことあるごとにストレスたまっちゃうし、いいものはできないし。そういう人と巡り会うまで、とことんハウスメーカーさんを回ったほうがいいと思います。家は、既製品じゃないからですね。

桐谷 確かにそうですよね。自分と気が合わない人に頼んだ場合、何かが起きたときにストレスになりますよね。
自分が気に入ってる人だと、例え何かがあったとしても、受け入れられる。ひいては、それが自分の「ストレスフリー」につながりますよね。

T 様 気が合って信頼できたからこそ、桐谷さんが提案するものは全て受け入れたし。逆に私が無理難題を言っても、桐谷さんが受け止めてくれたと思うんですよね。これは「信頼関係」がないと、できないと思うんです。

だから、お庭のトラブルの件も、最初は「たぶん桐谷さんがこう言ったんだろうなあ」と思って見てたんですけど、「なんか違う気がする」と思って電話してみたら、やっぱり違ってたみたいなことだったんですよね。
結局そこは、信頼してなかったら「違うじゃないですか!」って烈火のごとく怒るんでしょうけどね。桐谷さんも、僕のことを「いいお客さん」と思って頂いているから、「すぐ行きます」と言って来てくれましたよね。
遠くにいらっしゃたのにわざわざこっちに戻って来てもらったのは、「好きなお客さんに何かあったら申し訳ない」っていう思いが原点にあったと思うんで。

桐谷 だけどあのときは、腰ぬかしそうになりました。

T 様 あははははは(笑)。
でも、そういう問題は起きて当たり前なので、それを前提とした上で、「腹をたてなくてすむような人と建てる」、ってことが大事ですよね。私の場合、そういう人と建てれたのが大変幸せなことだと思っております。

桐谷 ありがとうございます。

T 様 「桐谷ヨイショ祭り」みたいになってますけども(笑)。

桐谷 ほんと恐縮です。

T 様 嫁さんも、「家は完成してしまったけど、桐谷家とはずっとお付き合いしたい」と言ってますから。

桐谷 ありがたいですねえ。
そういうお付き合いができる関係になれるっていうのは、すごく、何と表現していいか分からんですけど、うれしいことですよね。

T 様 そういう関係を発展させて、「コミュニティ」というか「集まり」というか、ホームラボが何か企画して、施主のみなさんと一緒に、何かやるのもいいですよね。

桐谷 いいですね。サッカー大会とか。

T 様 草野球とか、地引き網とか。田んぼを借りて田植えをやってみるとか。何でもいいと思うんですけど、そういうのがあれば、施主どうしの横のつながりができて、何か不具合が起きたときに情報交換できたりするのもいいことでしょうし、それをWEB で公開すると、新規のお客さんも見られて安心するでしょうし。

桐谷 ご提案まで頂きまして、ありがとうございます。
そういった企画を、前向きに考えていきたいと思います。ほんとうに、いろいろと、ありがとうございました!