INTERVIEW
世代を超えた愛着に応えられるのは、
伝統的な日本建築の
プロポーションから学んだデザイン。
まるで身体を採寸しながら、オーダーメイドの服を仕立てていくように、
自分たち家族だけにフィットする空間をゼロからつくりあげていく、自由設計の住まい〈HOME i〉。
〈HOME i〉家づくりの特徴
HOME LABOでは現在、様々な住宅ブランドを展開しています。その中で唯一、100%自由設計のブランドが〈HOME i〉です。
住む人の個性をさりげなく主張できる外観やデザインと住み心地が絶妙にマッチした間取りで、旧〈HARMONY〉の時代から、いちばん人気の商品でした。
たくさんのお客様の家づくりのお手伝いをし、そんな経験から学んだことのひとつが、自由設計のレールのない自由さに、かえって途惑うお客様も多いということです。
大半のお客様が、家づくりなんて初めての経験なのですから、当然と言えば当然のことかも知れません。
そんなお客様をしっかりと完成までエスコートしていくことも、私たちに与えられた大切な仕事だと思っています。
自由設計の家づくりの第一段階は、お客様の要望を丁寧に聞かせて頂くことです。でも、どうぞご安心ください。「どんな家に住みたいですか?」と聞かれて、スラスラと回答できるお客様は、ごくごく少数派。多くのお客様のアタマの中の自分の家のイメージは、濃い霧の向こうにあってうっすらとしか見えないか、イメージがたくさん浮かびすぎて、渋滞を起こしているかのどちらかです。
ですからこの段階ではじっくり時間をかけて、まずは打合せの雰囲気づくりから取り組みます。私たちがいつも心がけているのは、楽しい打合せです。〈HOME i〉のプランニングでは最初から、担当する営業、設計、インテリアコーディネーターがチームを組んで、お客様ご家族との打合せに参加します。大人数での打合せは、かなりにぎやかになります。
場がなごみ声の調子が弾んでくると、誰かの一言が切っ掛けとなり新しい要望やアイデアが浮かんでくる…そんなことも増えてきます。
このように楽しい打合せを通して、自然にお客様のご要望を引き出せた時点で、私は家づくりの成功を確信します。それだけ〈HOME i〉の家づくりでは、お客様の隠れたご要望を引き出すステップが、大きな意味を持っているのです。
〈HOME i〉の魅力
〈HARMONY〉の進化版として今回デビューした〈HOME i〉は、たとえ2030年(ことによっては2040年)に建っていたとしても自慢できる、技術的水準をイメージしながらプランニングしました。
わたしたちが得意とする断熱性能は、外張断熱と充填断熱に使用する断熱材をブラッシュアップすることで、厳冬の北海道でも快適に過ごせるというUA値0.34を実現しました。家を支える骨格部分の接合部には、KS構法を全面的に採用。住宅には義務化されていない構造計算も全棟で行うことで、安心して住み続けられる「耐震等級3」の住まいとなりました。
これらの技術を結集した結果〈HOME i〉は、世代を超えて住み続けられる強靱な躯体を手に入れました。HOME LABOが創業以来追い求めてきた『100年愛され続ける家』が、すでに現実のものとなり始めたのです。となると、そこには新しい課題が生まれてきます。
それは、30年後にも50年後にも、決して古びることのないデザイン。長い年月の間には幾つもの流行があり、それと同じ数だけの流行遅れもあるはずです。世代を超えて愛着を深められるデザインの実現は、思った以上に難しい課題でした。そして辿り着いたのが、プロポーション(調和・均整)というシンプルな答え。
日本の伝統建築の美しい矩計(かなばかり:家を横から見たときの高さや仕様を示す図)を参考に、わたしたちの経験も踏まえながら2つの高さを選びました。
また、見る人にやさしい印象を与える深くて大きな軒、さらに、空間の一部に低い天井を採用することで、そこに落ち着いた雰囲気を与える空間演出法など、今でも色褪せない伝統から、たくさんのアイデアをもらいました。こうして誕生した〈HOME i〉だからこそ、新築の頃よりも10年後、30年後の方がもっと好きになる…
きっと、そんな家になるはずです。