身木にとっての「柱」赤身

杉の赤身とは

木は中側の方が赤く(赤身)、外側が白い(白身)という部分に別れ、樹木として生きている時は、白身の部分は盛んに細胞分裂をした後の生きた細胞で葉と根の間を水が行き来しています。赤身の部分は死細胞といわれ、細胞としては死んでいるので水が動きません。
年月を重ねると白身から赤身に変わります。その際、樹脂分などが貯えられる性質があり、この樹脂分が外敵から身を守る役目を果たし、結果強い木材となります。

赤身の範囲

赤身は樹齢を重ねてある程度大きくならないと出来ません。
しかし古くても木の先端の方は赤身が少なくなるため、樹齢を重ねた木の元玉~3番玉ぐらいまでがより良い条件の木材となります。

高い耐水性

白身の細胞は活動していますが、赤身の細胞はすでに活動が停止しているので水分の通り道も閉鎖されています。
その為、一旦乾燥すると水分を吸湿しにくくなりカビにも強くなります。その為、脱衣所や水回り等湿度の高い箇所への施工もできるという特徴があります。

木挽棟梁が語る杉赤身の魅力