「衣食住」において、生活の基盤となる住宅建築は「ひとつの大きな文化」だと私は考えています。
そして、この文化を担っている中心にいるのは、それぞれの土地の気候や風土、生活する人々の毎日の暮らしのことを昔から知っていて、一番わかっている地元の工務店だとも感じてます。
しかし、こと家のデザインに関しては、どうしてもイマイチ遅れ気味・・・と言わざるを得ません。
家を建てようと考えている人であれば、自分が住む家へのデザイン的な要求、出来れば「質の高いデザインの家に住みたいな」という要望を持っていることは間違いないでしょう。
また、確実に増えてきています。
街の本屋さんに行けば、次代の生活様式を取り上げたような家が並んでいる雑誌ばかりが、これまたずらりと並んでいます。
そんな最近の風潮の中、大都市圏では“デザイン”に特化した建築会社が少しずつ増えてきているようですが、ここ九州ではまだまだ少ないようです。
個性的で他にない優れたデザインの家に住みたい!と思ったら、設計会社に頼まないといけない!と思っている人もいると思います。が、だからといって、仮に設計士さんに頼んだとしたら、設計料だけで数百万円! なんて話も耳にしたりしますし、必ずしもいいデザインになるとは限りません。はたして、そこまで費用をかけないといいデザインの建物にには住めないのでしょうか?そんなことはありません。優れたデザインの家を建てる方法は他にもあります。
それに、私は・・・
家に対する思想がないと良い家はつくれないと考えます。
いい家を建てている設計士さんも数多くいます。
が、そうでない方もいる。家をPなる「作品」と考えてる人もいます。
そんな人が建てる家が、建てる方の「感性にあった家になるか?」それは疑問です。
何度も言ってますが、「家は家族の幸せのために建てるもの」。
たとえ、外観や内装が優れたデザインでも、そこに住まう家族のことが考えられていない家はもはや家とは言えません。
「作品」になります。住み心地が良くなるはずがない・・・。 |