桐谷 繁×メーカー 「LIXIL|住まいづくりのより多様なニーズに対応した、商品とサービスを提供」

住まいづくりのより多彩なニーズに対応した
商品とサービスを提供

これからの住まいや家づくり

住まいづくりのより多様なニーズに対応した商品とサービスを提供するため、住まいに関する5 つのトップブランド「トステム」「INAX」「新日軽」「サンウエーブ」「 東洋エクステリア(TOEX)」が集まり、2011 年4月1 日に誕生した「株式会社LIXIL(リクシル)」。
ホームラボにとっては、住宅用建材・設備機器などをご提供頂くパートナー企業である「LIXIL」という新しい会社について、また、これからの住まいや家づくりについて、LIXIL 福岡総合ショールームでいろいろとお話をうかがってきました。

ホームラボ 設計
桐谷 繁

株式会社LIXIL久留米営業所
戸上 良太さん

株式会社LIXIL 九州支社 THアカウント推進部 久留米駐在THアカウントmgr
大坪 和弘さん

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住まうこと(LIVING)+生きること(LIFE)=LI=LIXIL

桐谷 LIXIL のショールームは、福岡にどのくらいあるんですか。

大坪 「LIXIL」は、福岡市近郊に3 つのショールームを持っています。ここが「福岡総合ショールーム」で、ここから5 分位の博多区東比恵に「水まわりショールーム」が、そして太宰府に「エクステリアショールーム」があります。
そのほか、久留米市に「久留米総合ショールーム」と「水まわりショールム」、北九州市に「小倉ショールーム」と「八幡ショールーム」があります。

桐谷 4 月から「LIXIL」になったということですが、その成り立ちを聞かせてください。

戸上 もともと「トステム」と「東洋エクステリア(TOEX)」は兄弟会社でしたが、2000 年に「INAX」と業務提携して、「(株)INAX トステムホールディングス」という持株会社制度になりました。

その後2004 年に社名変更しまして「(株)住生活グループ」となり、その中の事業会社として「トステム」、「INAX」、「東洋エクステリア(TOEX)」その他もろもろの会社が企業群としてあったのですが、2010 年に「サンウエーブ」が住生活グループの子会社になったのを機に、5 社統合というかたちで2011 年の4 月に「株式会社LIXIL」という会社になりました。
それまでは各々の会社がそれぞれのポジションで商品を販売していたんですが、「LIXIL」という一つの会社として、商品と商品を組み合わせながら、お客様のためによりよい提案ができるようにしていこうということですね。

桐谷 不躾な質問ですけど、「トステム」や「INAX」や「サンウエーブ」はそれぞれきちんとブランドを確立されていて、統合するような会社じゃない印象だったんですが、「LIXIL」さんとしては、最終的にどこが到達地点なんでしょうか(笑)。

戸上 「LIXIL」という社名は「LIVING」と「LIFE」を掛け合わせたものになっています。我々「LXIL」という会社が目指そうとしているのは、単に商品を提供するだけではなくて、「住まうこと=LIVING」と「生きること=LIFE」をつなぎ合わせて、これまでになかった「快適さ」や「価値」を創造し、みなさまに提供できるような会社です。

桐谷 改めて考えてみると、ホームラボでは、サッシ、トイレやお風呂などの住設機器、外壁など、「LIXIL」さんのものが多いなあと思ったんです。LIXIL になって会社の規模が大きくなり、僕ら工務店や大手住宅メーカーなどがより密接にLIXIL さんと絡んでいくことが多くなっていると思います。
以前は「トステムハウジング研究所」などで工務店をサポートして頂いたり、セミナーを開催して頂いたり、市場の動向をレクチャーして頂いたり、いろいろお世話になってきたんですけど、LIXIL の発足で、「モノを売る」というより、「住宅業界を取り巻く環境をリードしている」というニュアンスがより強くなったのかなあと感じているんですが、そのあたりはどうでしょうか。

大坪 私も入社した当初は、「メーカーなので商品を売ることが仕事」と思っていたんですが、実際はぜんぜん違いました。
この会社は、「商品に付随するサービスなどのソフト面もセットでご提供し、そのことでビルダー様にもメリットがあるように」と考える会社だと感じますね。

戸上 我々のお客様は、直接的にはガラスの販売店さんや建材屋さんですが、「我々のお客様」という目線を広げて、「建築業者様、工務店様、もしくはお施主様の方々によりよい商品をご提供するために、今我々に何ができるのか」ということを販売店の皆様と一緒に考えて、よりよいサービスを提供したいと考えています。その中で商品が売れていくというのが、理想的な姿なのかなと思います。

桐谷 私たちホームラボも、ただ単に「いい家を作ってお引き渡しします」というのではなくて、家づくりそのものを楽しんで頂けるような、家づくりをひとつのエンターテイメントとして捉えたサービスといいますか、そういう理念を掲げてやっています。ただ、そういう理念やサービスは具体的なモノとしては見えてこない抽象的
なものですので、お客様にどれぐらい満足して頂いているのか数字では表せないんですね。
だから、そういった取り組みは曖昧になってしまう危険性があると思うんです。うちみたいな十数人の会社でも難しいのに、LIXIL さんのように大きな規模の会社が、ただ単にモノを売るだけではなくて、そういった取り組みをきちんと理念として掲げられているのはすごいことだと思いますし、純粋に見習っていきたいですね。

大坪 うちの会社は「研修」に非常に力を入れています。
しかも、普通のメーカーさんは商品研修が主なんじゃないかと思うんですが、うちは、例えば業界動向の話であるとか、今後の施策の予測や展望とその対応方法、そのための商品の在り方など、商品のバックグラウンドまで含めたより広い視点での研修をやってくれますので、非常に勉強になります。そこで学んだことをビルダー様に
ご提案させて頂いて、一緒に伸びていければと思いますね。

桐谷 「共に成長しよう」ということですよね。それは、他の会社とは違って、LIXIL さんだからこそ感じられることだと思います。

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建具小売からサッシメーカーのトップブランドへ

桐谷 「 LIXIL」のもとは「トステム」で、「トステム」は昔は「トーヨーサッシ」ですよね。そこからの成り立ちが興味深いので、聞かせて頂きたいんですけど。

戸上 「 トステム」は、1923年に創業してます。その時の社名は「妙見屋商店」ですね。当時はアルミサッシはまだありませんので、木製建具の小売業からスタートしました。
創業者は、4 月(2011 年)に亡くなってしまったんですが、現住生活グループ会長の父親になります。中卒で非常に努力家であったと聞いております。その後、建具を製造するようになって、アルミサッシに参入したのは1960 年代だったと聞いています。その当時、アルミサッシのメーカーは、既に数十社あったらしいですね。

大坪 49 番目に入ったと聞いてますね。

桐谷 そんなにあったんですか。

戸上 最後発で参入して、それから、レールが階段式になっているサッシや面格子付サッシ、雨戸が一体になったサッシなどを開発して、今のサッシのスタンダードになっている商品をどんどん展開することによって、トップメーカーになることがで
きたんですね。

桐谷 ホームラボでは、トステムの樹脂サッシ「マイスターⅡ」を採用させて頂いているんですが、創業当時から東北・北海道の住宅をお手本に、住宅の断熱性能に特化していました。当初はアルミ樹脂複合サッシを使っていて、それでもまだ珍しい時代だったんですが、樹脂サッシを標準仕様で使うようになってもう4 年位になりますが、まだ樹脂サッシを標準仕様にしている地場の工務店さんはそんなにないですね。

大坪 ごく一部ですね。「窓の断熱化」はCO2 やエネルギーの観点からも早急に対応しなくちゃいけないんですが、住宅全体の価格が上がってしまうので、なかなか普及していないのが現状ですね。つい数年前までは、ペアガラスも使っていないビルダーさんも多かったぐらいですから、そう考えると、4 年前から樹脂サッシというの
は、ホームラボさんはかなり先行されてるということですよね。

桐谷 九州でそこまでやる必要があるのかという話もあるんですが、昨今のエネルギー事情でいくと、そういったことに非常に関心を持って取り組んでいる会社だという認識になってきた感じですね。

大坪 確かにINAX というのは、非常にデザインに力を入れているブランドですね。今、LIXIL としても海外に拠点を置いていってるんですけども、海外の方ではINAX ブランドの方が名前が売れてますので、中国とかはINAX を全面に出したかたちで展開しています。
この前の上海万博の時も、「トステム」と「INAX」で出展したんですが、INAX では金色のトイレというのが人気になりましたね。

桐谷 「金」ですか?

大坪 純金のトイレを出展したんですよ(笑)。
「サティス」のワンランク上のシリーズで「レジオ」というシリーズがあるんですが、それを純金で作ったんですけど、行列ができたみたいですよ。

桐谷 INAX には遊び心がありますよね。黒い便器とかもありますよね。

大坪 今年の4 月にも、サティスを発売して10 周年になりますので、タンクレスの1 機種だけ、黒のモデルを限定650 台発売しています。

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変化する「住まいの選び方」

桐谷 最近のお客様の傾向はいかがですか?
戸上 やはり、震災以降とくに感じるのが、安全性を更に気になさる方が増えたなあということですね。九州は東北から遠く離れていたということもありますが、原発が玄海や川内にあったり、夏場のエネルギーを15%削減というニュースも出てますので、「省エネ」という部分にもやはりお客様の関心が高まってるように感じます。お風呂のシャワーの水栓にしても手元で止められるものだったり、キッチンの水栓金具にしても、省エネのものにお客様の興味が向いてるなって感じますね。

桐谷 電力事情など、震災や原発の問題をきかっけに考え方が様変わりしちゃったからですね。
うちでも太陽光発電への関心が非常に高まっていますし、住宅の「基本性能」というところにも関心が高まってきたのかなと思いますね。なるべく暖房や冷房を使わないで住む住宅といいますか。5、6 年前くらいまでは「高気密・高断熱」という言葉さえ知らないお客様が多かったんですがね。僕が思うに「高気密・高断熱」って冬場のことにフューチャーしがちですけど、九州の方は逆に夏場が暑いからですね、非常に重要なファクターですもんね。それが一般のユーザーさんにも認識されてきたなっていうのと、うちの今のメインのお客様が30 代前後なので、インターネットや雑誌などですごく勉強されてますね。その結果、お客様の「家の選び方」が変わって来てるっていう感じはしますよね。

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住まいを買いやすく・選びやすくするための環境づくり

桐谷 住宅に関しては、今までも太陽光発電とか補助金がいろいろとついてたんですが、話題になった「エコポイント」は金額的にはそんなに多くはなかったんですが、家電や車のエコポイントの告知が先行して、住まいのエコポイントも何となく割安感が生まれたような気がします。

戸上 性能のいい住宅には補助金を出すとか国がいろんな政策を始めたのは、京都議定書でCO2 の削減目標が定められてからですかね。

大坪 「エコポイント」でいくと、新築は2,000 万の家を買っても30 万ポイントしかつかないという、扶養率が少ないものだったんですが、例えば当社の「インプラス」という二重窓、内窓を使ったリフォームなどですと、扶養率が高くて3 分の1 ぐらいはエコポイントがつくということで、おかげさまで非常に伸びてますね。今は「お得」と「エコ」の2 つがセットじゃないと売れないですよね。

桐谷 「長期優良住宅」という性能の高い家がだんだん当たり前になってきて、今度はその住宅をいかに長い間ストックしていくかに国などの考え方もシフトしていってますね。
既存の建物をいかにリフォームして断熱性能を上げるか、とかですね。リフォームもエコポイントがつきますしね。

大坪 今では「太陽光発電を1,000 万世帯につける」という話も出てますからね。市場の刺激になるかと期待されますが。

桐谷 LIXIL さんでも太陽光発電は伸びてるんじゃないですか。

大坪 かなり伸びてまして、急に引き合いが増えてきてますね。震災直後からとくに関心が高くなってますね。

桐谷 震災は考え方のモノサシをバキッと折られた感じでしたからね。住宅に関してだけではなく、エネルギーの在り方、働き方など、いろんなことが。これからのライフスタイルは変わってくるでしょうね。ユーザーの要望も多様化していて、たくさんの受け皿を持たないといけないし、そういう意味ではLIXIL さんが目指している方向性というのは、将来的なことを見据えている気がしますね。
例えば、カーテンも売っちゃうし、極端な話、LIXIL さんとこで全部揃うわけじゃないですか。ただ単に外壁とかサッシとかキッチンだ けじゃなくて、ショールームを見れば分かるように、指差せばどれでも手に入る複合的な提案の仕方だから、お客様も分かりやすいのかなって気がしますね。

戸上 住まいについては、お客様が望まれるいろんな要素がありますけれども、このショールームに来て頂ければワンストップでいろんなものが見れて、確認できて、自分の納得できるものが選びやすい環境を作っていくことが、我々としてはいちばん大事なことじゃないかなと考えています。

5

ショールームの役割は「場」を提供すること

桐谷 このショールームでは、エンドユーザーさんを対象にセミナーなどのイベントも開催されてますよね。

戸上 お客様にとって「今いちばん興味があること」を考えながら、講師の方を招いたりしていろんなかたちで開催しています。お客様はいろんなことに興味をお持ちですので、例えばファイナンシャルプランナーの方を招いての住宅ローンについてのお話だったり、一つのイベントの中でいろいろなことを散りばめながらやっています。

大坪 「one day ショップ」なども好評ですね。

戸上 「one day ショップ」というのは、主に30 代前後の女性の方々を対象にしたイベントなんですが、ショールームがお休みの毎週水曜日にこの場を開放して、手づくりでインテリア雑貨を制作されている作家さんたちに集まって頂いて、フリーマケーットを行っています。いちばん最初の開催の時は、400 人以上の方々がいらっしゃいましたね。

大坪 オープン前に並んでらっしゃったんですよ。何が起きたんだとビックリしました(笑)。
その作家さんたちは、ホームページやブログなどで情報を発信されていて、全国にファンがいらっしゃるんです。うちでのイベントの時も、それぞれがインターネットで告知をしてくださって、普段はインターネットで販売されているので実際の現物が見れませんから、ファンの方が集まって来られるんですね。

戸上 通常イベントする際は、チラシを配ったりするんですが、まったく何もしなくて、それだけのお客様が来て頂けるんです。
ただ、雑貨がメインでお集りになられる方々ですので、なかなか住宅関係のものには興味を持って頂けないんですが、中にはいろんな質問を頂いたりして、商品のご注文を頂いたりしたお客様もいらっしゃいます。

桐谷 うちも似たようなイベントを月に1 回位やってるんですよ。
イベント自体は住まいと直接関わりのないことが多いので、来られる人はそんなに家に興味がある人ではないんですけど、「家を建てようかな」とふと思った時に「ホームラボ」を思い出して頂ければいいかなと。今はそんなに結果は出なくても、人が集まる「場」を提供して、集客やファンをつくるための仕組みづくりは大事だと思いますね。

6

LIXIL のヒット商品

桐谷 LIXIL さんのブランドには、アイデアのあるいろんなヒット商品がありますよね。

大坪 「くるりんポイ」、「エコからっと」、「パタパタくん」、「CAZAS(カザス)」などですね。

桐谷 「CAZAS」はけっこうセンセーショナルでしたよね。カードで玄関ドアが開くんですよね。

大坪 カードキーですね。今まで「電気錠」というとオプションでだいたい15 万位してたので、使われる方も少なかったんです。「CAZAS」は内部を簡単な仕組みにして、5 万円という設定にしたものですから、お客様も「5 万円だったら付けてもいいよね」と。

今は軽自動車でも普通にリモコンキーが付いている時代ですから、2,000 万も3,000 万もする建物が電気錠じゃないというのは、ちょっとおかしな話なのかもしれませんよね。「CAZAS」は大ヒット商品で、当初、電気錠の装着率が1%程度だったのが、1 年ちょっとで10%位まで伸びましたね。

桐谷 「くるりんポイ」は、お風呂の掃除がほんとにラクになりますから、奥様を幸せにしますよね。まあ、その前にダンナが掃除をした方が、もっと幸せなんでしょうけど(笑)。

大坪 「くるりんポイ」で、ユーザーの方に話を聞いてみると、お風呂掃除はけっこうご主人が担当されてることが多かったんですよ。

桐谷 うちもそうですけど、例えば家づくりを考えるときも、キッチンは奥さんメインで決めて、お風呂はご主人メインでというのはけっこう多いですよね。

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「家族の幸せ」とは

桐谷 ホームラボでは「家づくりが家族の幸せのために果たす役割は何だろうか」という視点を常に心がけて、スタッフの行動理念として掲げているんですが、LIXIL さんといいますか、お二人にとっての「家族の幸せ」とは、どんなことだと思われますか。

戸上 家庭でも職場でもそうでしょうけど、そこで過ごすことが、自分の気持ち的に「ストレスフリーな状態でいられること」がいちばん大事じゃないかなあと思います。職場に関して言えば、ショールームの仕事をしてますんで、コーディネーターの女性のみなさんが楽しく仕事できる環境をいかに作るかがいちばん大事じゃないかなと思ってますね。

家族については、まあ、うちのかなえが幸せに感じてるかどうかは分からないですけど(笑)、子どもたちがいつもニコニコと笑っていられるような環境がいちばんの幸せではないかな、と。

大坪 何でしょうね・・・「家族の幸せ」・・・
私は、平日はとにかく一生懸命がんばる、と。仕事のことを一本でやろうかな、と。
その分、土日はたっぷり時間を作って家族と遊ぶ、と。それが結果的には、月曜から金曜までの仕事の英気になると思いますので、「オン」と「オフ」をきれいに使い分けることが、結果的には幸せなのかなと思ってます。

8

ホームラボは建設会社らしくない

桐谷 では最後に、地場の工務店と全国規模の大手メーカーとの関係性、今後の共存の在り方についてお聞きしたいんですが、ホームラボは年間30 棟位で、大手ハウスメーカーとくらべたら、ぜんぜん少ないですよね。それにもかかわらず、「かまってくれる」って言い方はおかしいですけど(笑)、いろいろサポートして頂けるんで非常にありがたいと思ってるんですが、LIXIL さんの考えはどうなのでしょうか。

大坪 大手メーカーさんは大手メーカーさんとしてお取り引きさせて頂いていますが、うちの会社自体、地元のビルダーさんの売上がいちばんのメインなんです。ですので、地元の方々と一緒に手を結んで、共に伸びていくことが結果的にはLIXIL のためにもなるということですね。そのために、いろんなかたちのお手伝いをしていきたいと考えています。

桐谷 心強いですね。お客様に関しても、ハウスメーカーの規模の大小にこだわるのではなくて、家そのものの在り方にそれぞれのこだわりをお持ちですから、お客様ご自身のこだわりにシンクロする工務店やビルダーがあれば、規模とかはあまり関係なく、そこで建てられることになるんでしょうね・・・ちなみに、「ホームラボの印象」ってどんな感じでしょうか。遠慮なく言ってください(笑)。

大坪 非常に「あったかい会社」というイメージですね。いい意味で「建設会社」というイメージがあまりない。お客様と一緒に家を作っていく「パートナー」っていう、そんな位置づけで家を作られてるなと思います。「会社『対』お施主様」というイメージじゃないですよね。だから、たぶんお客様も気軽に声をかけやすいし、「一緒に家を作っていこうね」っていう雰囲気を感じますね。

桐谷 確かに、他の会社にくらべたら「売る」っていう感覚はあまりないのかもしれないですね。それはそれで、会社としてはいかがなものかと思うんですけど(笑)。
とにかく、今後もいい家をお客様と一緒に作っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。今日はどうもありがとうございました。(文中敬称略)

●LIXIL 総合サイト(http://www.lixil.co.jp/
●LIXIL 九州・沖縄ショールーム(http://www.lixil.co.jp/showroom/kyushu/

LIXIL 福岡総合ショールーム
展示面積600 坪、九州最大級のスペースに外壁からバスルームまで住宅建材・設備機器の全てが揃う「LIXIL 福岡総合ショールーム」。
「都市型モダン」「現代和風」「現代洋風」「南欧風」の4 つのテーマごとに作られたモデルハウスをはじめ、断熱・防音・結露などを比較できるサッシの性能比較コーナーなど、楽しくてためになる見どころが満載です。

住所:〒812-0897 福岡県福岡市博多区半道橋2-15-10
電話:092-415-4433
営業時間:10:00~17:00
休館日:毎週水曜日(祝日の場合は営業)・夏期・年末年始
LIXIL のショールームは、東比恵、太宰府、久留米、小倉、八幡にも。 詳しくはWEB サイトでチェックしてみてください。

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