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■2010年05月10日(月)09:34
日本という国で家をもつということ
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たいそうな題名ですが、現実はもっと大きなことのような気がしています。
今までの家に対する考え方が大きく変わってきています。これまでの考え方が通用しなくなってきているのです。
これはハードウェアとしてのものではなくもっと根幹の考え方の変化という意味です。今生きている多くの方にとっての家・住宅に対する考え方、家をもつことの意味はそれぞれ違います。しかし、根源的な部分においての家と何なのか?という問いに対するものは共通の認識だと思います。「家とは一生に一度のものだ」「家とはずっと住むものだ」「家とは自分や家族の為に建てるものだ」…これらはよく耳にする言葉であり、それぞれに正しいことだと思います。
私はこれからの世界はこれらが変わってくるのだなぁと感じています。
私も自分の書いた本の中で「家は自分ではなく誰かのために建てるもの。それが素敵なことだ」と言っていました。ところが、ここでいう「誰か」とは家族であったり、親であったりなど近い関係にある人を指していました。これからはこの「誰か」という言葉の範囲が文字通りの意味になってくるということです。
人の一生の標準的な流れ(こういったものがこの世に有ればの話ですが)が大きく変わっていく。
住宅・家に対する考え方、国の施策、法律といったものの変化が、それらのみに留まらず社会全体を変え、人の根幹の考え方・生活を変えていく。文字通りに世界の成り立ち、ひいては世界そのものを変えていく。
そのまっただ中に私たちは存在し、これからの歴史の転換点に立っているのだと感じてやみません。
私たちはどこから来てどこへ行くのか…。実はその大枠は既に決定された未来にある。やって来る未来が全貌を現すまでにあとどれだけの時間があるのか…。
住宅に携わるプロフェッショナルとして何が出来るのか。
精いっぱいがんばろう。 | | |